Portal for ArcGIS および ArcGIS Online での解析の環境設定。
既存のレイヤーを上書きするかどうかを指定します。オンにすると、同じ名前のレイヤーがコンテンツ内にすでに存在する場合は、そのレイヤーが上書きされます。
ツールの実行中に解析ダイアログを開いたまま有効な状態にしておくかどうかを指定します。この設定を使用すると、前の解析ジョブが継続中の場合でも、解析パラメーターを変更することができます。解析は反復的なプロセスであるため、ツール ダイアログ ボックスを開いたままにしておくことで、パラメーターを変更し、解析を再実行できます。
解析から作成する結果レイヤーをフィーチャ コレクションにするかホスト フィーチャ レイヤーにするかを指定します。
ラスター解析の結果レイヤーの座標系を指定します。
GeoAnalytics 解析の実行中に使用される座標系を指定します。
GeoAnalytics での一部の解析では、処理を投影座標系で実行する必要があります。データまたは距離単位のラスター化を実装しているツールでは投影座標系が必要です。
解析の実行中に使用される範囲または境界を指定します。指定の範囲内に完全に含まれているか、指定の範囲と交差しているすべての入力フィーチャが解析に使用されます。
ラスター解析で指定した [スナップ対象ラスター] レイヤーのセルの配置に一致するように、出力ラスター レイヤーの範囲を調整します。
ラスター解析で出力ラスター レイヤーの作成に使用されるセル サイズまたは解像度を指定します。デフォルトの出力解像度は、入力ラスター レイヤーの最も大きいセル サイズによって決まります。
ラスター解析で対象エリアの定義に使用されるレイヤーを指定します。解析マスク内にあるセルだけが解析処理で考慮されます。
GeoAnalytics の結果は、 ArcGIS Data Store に保存し、フィーチャ レイヤーとして Portal for ArcGIS に公開するか、構成済みのビッグ データ ファイル共有に保存できます。
結果を ArcGIS Data Store に保存する場合、一般的に、結果はビッグ データ ストアに保存されます。これがデフォルトです。結果をリレーショナル データ ストアに保存する理由は以下のとおりです。
GeoAnalytics の結果が増加すると予想されており、大量のデータを処理するビッグ データ ストアの機能を利用したい場合には、リレーショナル データ ストアを使用すべきではありません。
複数のラスター処理サービス インスタンス間で解析を分散処理します。
[並列処理ファクター] 環境に対応しているツールを使用すると、データの処理に使用できるラスター処理サービス インスタンスの数を制御することができます。
ツールが [プロセッサー タイプ] に対応していないか、 [プロセッサー タイプ] 環境が [CPU] に設定されている場合は、 [並列処理ファクター] 環境によってラスター処理 (CPU) サービス インスタンスを制御します。 [プロセッサー タイプ] が [GPU] に設定されている場合は、 [並列処理ファクター] 環境によってラスター処理 GPU インスタンスの数を制御します。
[並列処理ファクター] の設定により、ラスター解析イメージ サーバーで 1 つのラスター解析タスクの処理に使用される並列ワーカーの数を要求できます。ただし、並列処理の総数がラスター処理 (CPU または GPU) サービス インスタンスの最大数を超えると、追加の並列処理がキューに配置されます。
[並列処理ファクター] が指定されていない (これがデフォルトです) 場合、ツールでは、ラスター処理サービス インスタンスの最大数の 80 パーセントが使用されます。整数またはパーセント値のいずれかを並列処理ファクターとして指定できます。
[プロセッサー タイプ] 環境に対応しているツールを使用すると、データを処理する場所と方法を選択できます。サーバー コンピューターの CPU または GPU のいずれかを使用してデータを処理できます。 [プロセッサー タイプ] 環境が指定されない場合、ツールでは、データの処理に CPU が使用されます。これがデフォルトです。
CPU 処理は、 [並列処理ファクター] による処理と同様に、複数のコアおよびインスタンス間で並列化できます。
GPU はグラフィックスと画像の処理に有効であり、高度な並列構造をしているため、繰り返し方式で大量のデータを効率よく処理できます。この環境に対応しているラスター解析ツールは、 [並列処理ファクター] による処理と同様に、複数のラスター解析サーバー コンピューターの GPU インスタンス間でそのジョブを分散処理できます。